
実は学生時代、写真研究会に所属していました。カメラには多少こだわりがあるんです。
最近は写真を撮る余裕もないんですけど(^^;)
学生時代に「究極超人あ~る」という漫画(著者は「パトレイバー」のゆうきまさみ先生)にハマっており、光画部にあこがれていたんですね。「逆光は勝利」!「トライXで万全」!など写真撮影の基本を学びました。ちょっと偏ってますが……(^^;)

当時はデジカメなどなく、当然フィルムカメラのみ。富士フイルムのネオパンSSやコダックのT-MAX400などのモノクロフィルムを使用。撮影から暗室作業で現像からプリントまで自分で行っていました。
自分の好みのフィルムや印画紙を使用して、写真をプリントします。赤色ランプ下での酢酸の香りが懐かしいですね。
当時使用していたカメラはMinolta 「α-7700i」

当時はバブル期でもあり、AFの一眼カメラがどんどん進化を遂げていた時代です。もう処分してしまい、手元にはありません。
現在使用しているデジカメとスマホのカメラを比較してみました!
そこで、現在使用しているカメラはSONYのコンデジ「DSC-RX100」もう9年使っています。
コンデジで人気のあるRX100シリーズの初代になります。
なんとセンサーサイズが1インチとコンデジとしては巨大なセンサーを搭載してます。レンズはZEISSのT*(スター)!広角側で解放f値1.8!このスペックを見ただけで、思わずポチってしまったんです。発売当時。

ボディーに滑り止めのシールを貼って高級感がアップ!ZEISSのマークも引き立ちます。

SONY純正のレザーケースを使用。すこしレトロ感もありますが、昔はみんなこんな感じでカメラを使用してました。
そして、今回比較するスマホはSONYの「Xperia1」
スペック的には今では3世代目となっていますので、型落ちではありますが5Gに対応していないこと以外は、最新のミドルスペックスマホ以上の性能です。
今更ですが、私が所有するこの二つのカメラの比較をしてみます。
カメラのスペック比較は以下の通り

画質を左右するセンサーサイズや、レンズは圧倒的にコンデジが大きくて高画質なのは当然のことです。しかし、9年も前のカメラ。今のスマホの画質がどれだけのモノかを比べてみます。
今回はあくまで静止画のみです。
あくまで全くの素人が、個人的に比較してみただけのモノなのであしからず(^^;)
今回撮影は全て室内で、普段よく撮影する設定で試しています。
両者とも最高画素、画質での撮影です。三脚にて固定して撮影してます。
RX100はプログラムオート(ISO125固定)
Xperia1はフルオート(HDRはオフ)
先ずはRX100の広角・Xperia1超広角の比較です




拡大すればRX100の方がシャープです。通常サイズではほとんど画質に差は見られませんでした。
色合いは、Xperiaの方がわずかにぼんやりした感じに見えます。
それ以上にXperia1の超広角(16mm)レンズの画角による視覚のほうがインパクトがあります。実はXperia1には超広角レンズのゆがみを補正する機能もあるのですが、今回は画質優先としてゆがみ補正はしていません。個人的に多少ゆがみがあってもその方が超広角レンズ撮影での味がでて、そちらが好みです。
続いて標準画角での比較




RX100の方は約中間の画角です。なんとXperiaのカメラの方がきめ細かい写真が撮れました。色は少し白飛びしてますね。RX100はピントが若干甘かったのでしょうか。絞りはf3.5ですが、背景のボケ加減はセンサーが大きい分コンデジの方が上ですね。
最後に望遠側




同じが画角での比較ではなく、あくまでも両カメラの最大望遠での比較ですので、画質の比較するにはどうかと思いますが、あくまで参考に。
こちらもXperiaの方がシャープに写っています。やはり若干の白飛びがあります。でも背景のボケはやはりRX100の方が上ですね。
最近はガチで写真を撮ったことがなく、どちらのカメラも使い込んだわけではありません。最近のデジカメは様々な機能がもりこまれており、撮影時の癖(個性)があるので、思い通りに撮影するには使い方もふくめて慣れが必要です。
フィルム時代のカメラのようにシンプルに「絞りとシャッタースピードを設定して露出を決めシャッターを切る!」という取り方が意外と難しいですね。
それコンデジは自分の意図したところにピントを会わせるのも結構難しいですね。
本当は一眼のレンズ交換式のカメラが欲しいところですが、カメラがあっても写真を撮ることがほとんどないので、コンデジで我慢しています。
今回の比較では、Xperiaのカメラでも9年前のコンデジにも劣らない写真が撮れることがわかりました。
但し、レンズやセンサーサイズの違いによって、背景のボケ具合や色調のさによって差異がみられました。最近は撮影後にトリミングや色調補正、背景のボケを作ることも可能です。
携帯性や操作性などを考慮すればスマホでも十分ですね。
おかげでコンデジを持ち運ぶ機会が今はほとんどありません。
昔はフィルムで撮影枚数やISOが決まり、ネガフィルムならプリント時に多少の画質変更はできましたが、時間とお金がかかりました。その分、撮った写真ができあがるまでのドキドキ、ワクワク感やプリントしたときの喜びや失敗したときのショック感等、写真を撮る楽しみは今と派違うモノがありました。
今はガシガシ写真が撮れますし、すぐに確認ができます。PCで写真を加工することもでき、それはそれで楽しさがありますね。

今回は私が普段使用する二つのカメラの比較をしてみました。
専門家ではないので、あまり参考にはならないかもしれませんが、個人的には両者の癖が比較できてよかったです(^_^)
実は今リコーのGR3xがちょっと気になっています。単焦点ですが、こちらはなんとセンサーがAPS-Cという超大型!しかもコンデジなので携帯性も抜群!たいして写真撮影する機会もないのですが、所有欲がくすぐられます(^^;)

センサーサイズは1型を遙かにしのぐ大きさですね!是非SONYも大型センサー搭載のRX100後継機をお願いします。

コメント