少佐の愛車TREK Domane君。納車から4ヶ月、夏の思い出に山梨県へ2泊3日の一人旅に行ってきました!
初めての輪行でドキドキ
台風が近づく8月12日。関西では大雨の予報ですが、関東はもう少し時間がかかりそう。
今回の旅行のスケジュールです。
1日目は御殿場まで輪行、そこから山名湖へ向かい忍野村で1泊。
2日目は富士五湖をぐるっと巡り、その後は甲府市内へ移動。ホテルで一泊。
3日めは昇仙峡のヒルクライムをして、甲府駅から輪行で都内に戻る、という予定です。
一応、台風接近のためレインコートなど雨対策をして出発、おかげで荷物が2倍近くに💧
御殿場駅に到着
朝8:00に御殿場駅に到着、バイクを組み立て出発準備完了。
大きめのサドルバックにさらに輪行袋や雨具など装着したらかなりのボリュームに。
サドルバックに予定以上の荷物を詰め込んでしまったので、時々後輪に擦れてしまいます。
これから山を登るのに大丈夫でしょうか。
先ずは山中湖を目指します。
1日目のルート
初日は東京から電車を乗り継いで御殿場駅へ。そこから篭坂峠を越えて山中湖を目指します。
ちなみに宿は忍野村の旅館を予約してあります。
御殿場駅から山中湖畔まで約19km。獲得標高660m。
平均斜度は4~5%位でしょうか。
距離的には平坦なら問題ありませんが、基本全て上り坂。
最後の峠で瞬間的に15%位のところはありますが、それほどキツくはないかなぁと思ってましたが……。
実際に走ってみると、結構キツかった💧
御殿場市街を抜けるとひたすら登り坂が続きます。
民家や売店など無く、コンビニや自販機などもありません。
御殿場駅から20分ほど緩い坂を上っていくと、山に入る最後のコンビニがあるのでそこで休憩。
コンビニで購入した富士山パン!?
ご当地限定富士山パン?を購入。エネルギーをチャージ。中に入っているクリームがとても美味しかったです。
今、改めて写真を見ると「富士山ミルク使用」と書いてあります。
富士山ミルクについて調べてみると
富士山ミルクとは何ですか?
商品説明 富士宮産100%の新鮮で良質な生乳のみを厳選し、「80度3分間」の中温殺菌により、生乳本来の自然な風味を味わえるパスチャライズド牛乳です。 パスチャライズ牛乳とは、通常よりも低温で加熱殺菌を行うため、牛乳のタンパク質が熱変性していないため、胃の中でしっかりと固まり、胃腸での消化に優しい牛乳です。
とても新鮮で身体に良い牛乳なんですね。
その時はこれから始まるヒルクライムの緊張感で、そこまで考える余裕はなかったです💧
台風が接近していますが、青空が広がり、白い雲が浮かんでいます。
残念ながら富士山は雲に隠れて見えたのは一瞬だけでした。
坂道を上り始めると、景色をみて写真を撮る余裕もなく、ひたすらペダルを踏みしめます。
場違いな自転車走行路のマーク
途中マジかと思ったのがこちらのどうろの自転車通行のマーク。
車道に自転車走行路を示す案内があるのですが、なぜかママチャリ。
「こっちはロードバイクで必死になって坂道を上っているのに、こんな山道をママチャリでくるはずないじゃん!」
などとブツブツ言いながらあくせく登っていきました。
以下は、横浜市の自転車通行帯のマークです。
選択できるのであれば、中央のスポーツタイプのマークにしたらいいのに。こちらのテンションも少しは上がるかな……知らんけど。
陽射しはそこそこありますが、木陰はとても気持ちが良いです。
途中で何度も足を止めて呼吸を整えては坂を登っていきます。
途中で何人かのローディーさんに追い抜かれました。
2時間近くかけてようやく篭坂峠に到着。
記念に写真を撮りたかったのですが、そんな余裕もなし(^^;
後で知ったのですが、山中湖から篭坂峠にかけて、東京オリンピックのロードレースに使用されたコースなんですね。
今回は一気に下ります!
今回は初めての本格的なヒルクライム。
このダウンヒルの爽快さのために、苦労して登ってきたんですね。
ヒルクライムが好きだという人の気持ちが少し分かった気がしました。
今思えば、貧脚の上に、重たいバイクにさらに荷物をくくりつけてのクライムは、
初心者にはかなりハードル高かったかなぁと思います。
ようやく目指した山中湖に到着。なんとかたどり着きました!
何とか山名湖に到着!
富士山は雲がかかって、少ししか見られません。
自分の脚でここまで来た達成感が心地よい!
山中湖畔にはサイクリングロードがあり、たくさんのローディーさんが気持ちよさそうにライドしています。
山中湖畔をぐるっと1周し、お腹が空いたので昼食にします。
至る所にサイクルラックがあるので、安心してお店に入ることが出来ます。
昼食は山梨名物ほうとう鍋!
山梨の地鶏使った甲州地鶏ほうとう。
暑い季節ですが店内はとても涼しく、たっぷり汗をかいたあとなので、やさしい味噌のスープが身体に染み渡ります!本当に美味しかった。
隣の席では若い女性が2人で豚トマトほうとうを美味しそうに食べていました。どんな味なのかうーん気になる。
空になったボトルをテーブルに置いていたら、お店の方が帰りがけに「お水お入れしましょうか?」と声をかけてくださり、氷まで入れてボトルに水を補給して下さいました!
そんなことまでして下さったら、また来たくなってしまいます。
今回訪れたのは和十郎というお店。今度は豚トマトほうとうを食べに来ますね。
キバナ(黄花)コスモスが満開の「花の都公園」
大雨覚悟で臨んだ山中湖ですが、とても良いお天気。
荷物が膨れてちょっと大変でしたが……。
この日は忍野村に宿を予約しましたが、途中立ち寄った「花の都公園」一面に黄色い絨毯が!
おそらく、車やオートバイではわからないかもしれませんが、花の香りがとっても良いんです!
自転車だからこそ体験できる事って沢山ありますね。
残念ながら富士山は終始こんな感じで顔が隠れていました。
このあたりは、自転車用の道路が整備されていて、快適に、気持ちよく走る事ができます。
今回は忍野に1泊だけ(2日目は甲府市内泊)ですが、長期滞在してじっくり富士山や富士五湖を堪能してみたいですね。
忍野八海は中国人がいっぱい
コロナも落ち着いて、海外からの旅行客が多くなってきましたが、ほとんどが中国からの旅行客のようです。
忍野八海を訪れている観光客、半数以上が中国人。
お盆休みで日本人のご家族も多いのですが、それ以上に中国語が飛び交ってます。
実は、何度も訪れているところではありますが
いつ来てもきれいな水と、美味しい空気で心も身体もリフレッシュされます。
いわゆるパワースポットというやつでしょうか。
旅先ではなぜか食べたくなってしまうソフトクリーム。
シャインマスカットです!
このあたりにはロードバイクを駐めておくところがないので、人混みの中でしたがDomane君を引き連れて散策してました。
忍野八海の美味しい水で作ったコーヒーは最高でした!
忍野八海は人が多くて落ち着かないので、近くのカフェでコーヒータイム。
歩いても数分のところですが、全く人気も無くて穴場的なところです。
あまりに静かで、お店の経営大丈夫かなと余計な心配してしまいました。
パティスリー・アン(写真はgoogle mapより)
イートインができます。コーヒーとプリンを頂きました。
コーヒーカップがガラス製なのは珍しいかなと思いました。ガラスは余計な匂いが付かずにコーヒーを飲むのに良いらしいです。
コーヒーの香りと、プリンの程よい甘さが、山登り後の疲れた身体をとても癒やしてくれます。
コーヒーをいれてくださるまで、少し時間がかかりましたが
おそらく、豆は挽き立てで、忍野の美味しい水を使ってコーヒーをいれてくれたのだと思います。
香りが良く、スッキリとした美味しいコーヒーでした!
宿のチェックイン時間まで少しあるので近くを散歩。
浅間神社に行ってみました。
富士山の神輿?らしきものも飾ってありました。
この神社にも中国人の観光客が家族連れで来ていました。
いろんなところでお子さんの写真を撮ってました。
この時は、それほど礼儀やマナーが気になるということはありませんでしたが、何かをやらかすのではという不安も感じてしまいます。
おそらく神社(境内)がどういうところなのかわからないと思うので仕方ないですが、
日本の神社仏閣は、神聖な場所であるという事を理解した上で、来て欲しいですね。
宿に到着しました
鉄下駄ホイールのDomane君で、
無事、宿に到着しました。
あらかじめロードバイクの駐輪をお願いし、玄関内に置かせてもらいました。
周囲は森が広がり、美味しい空気を呼吸をするだけで健康になっていくような気がします。
こういうところに住んでみたいとまでは思いませんが、
疲れた身体と心を癒やすには本当に良いところですね。
この後、近くの温泉でゆったりし、旅館の美味しいお食事を頂きました。
明日もなんとかお天気は持ちそう。
次回は2日目、富士五湖巡りとなります!
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