少佐のDomane君。第1次のカスタムは快適な走りを目指して、サスペンションシステムを導入。スポーツバイクでありながらも、ラグジュアリーな走りを追求しました。 そして納車から半年。
通勤だけでなく、本格的にツーリング、ヒルクライムなど始めようと思い、いよいよ軽量化に向けての第2次カスタム!
ほぼ完了しましたのでご紹介します!
ちなみに、エントリーロードバイクなので、軽量化はこれくらいが限界かな~。これ以上お金かけてもね~、という感じです💧
第2次カスタムの内容
軽量化を目指したものではありませんが、結果的に重量減(微々たるものですが……)となったものも含め、第二次カスタムが終了しました。
カスタムの主な内容は以下の通りです
①アルミパーツをカーボンに交換
②鉄下駄ホイールを交換
③制動力向上のためにブレーキ換装
④新ブレーキに合わせてカラーリングの変更
ロードバイクって、走りも重要ですが、結局は見た目が一番重要ですよね。
チェーンリングボルト
後で紹介しますが、制動力UPの為にブレーキの交換をいたしました。
速く走る事も重要ですが、しっかりと止まることができるのも、バイクの重要な要素です。
ブレーキに合わせて、バイクカラー(デザイン)をちょっと変えたくて足下に色を加えたんです
Before
After
黒のチェーンリングに黄金色が映えますね!
重量はこんな感じ
↓
ボルト1組で2.8gも軽くなりました。
5個で14gの軽量化!!
カラーリングが目的でしたが
わずかですが、思いがけず重量減になりました。
耐久性など、若干の不安もありますが
定期的にボルトの緩み具合とか、ひび、割れなどチェックしようと思います。
プーリーホイール
バイクにカラーを追加しようと思ったときに、真っ先に思いついたのがこのプーリーホイール。
ビックプーリーとか流行っているようですが、チェーンの調整とか難しいことはできないので
最低限のカスタムということで、ホイールのみの交換です。
Before
After
重量変化
↓
軽量化という点では1gのみ
ところがこちらのホイールにはセラミックベアリングが内蔵されており、回転抵抗がかなり軽減されています。
完成車のプーリーに付属していたSHIMANO製ホイールがこちら
↓
今回導入したセラミックベアリング内蔵ホイールがこちらです
↓
回転がとてもスムーズです!
これで見た目もだけでなく、機能も向上します!(実際に違いはわかりませんでしたが💧)
小さなパーツなので、取り付け後もあまり目だ立ちません
おまけに、すぐに汚れが付着して歯が黒くなってしまいます。
マメに掃除しないと行けませんね。
シートポストクランプ
金の差し色で何かないか探していたところ、こちらを発見。
迷わずポチりました。
こちらも重量を比較してみます
Before
After
こちらもカラーリング目的で購入したのですが
約5gほど軽量できました
実はシートポスト径は27.2mmで、付属のネジだと短くて固定できませんでした💧
たまたま何かに付属していた、余ったネジがあったのでそれを使って固定でき、事なきを得ました。
ロックリング
これはスプロケットを固定するためのリングです。
かなり悩んだのですが、思い切ってホイールを交換しました。
そこから第2次のカスタムが始まったのです。
ディスクローター、スプロケットやスペーサー、スプロケットを取り外すための工具などホイール以外にも色々と出費がかさみました💧
今回はこちらを購入しました
もとのロックリングと、重さを比較してみます
↓
思いがけず7.7gも重量減となりました。
ボルトやクランプなど、どれも数g単位の重量減ですが、”塵も積もればなんとやら”です。
しかも、DURA-ACE!
残念ながら隠れてほとんど見えませんけど。
カーボンシートポスト
シートポストはサスペンション機能付きのものを使用していましたが
鉄下駄から軽量ホイールに換装しましたので
思い切ってシートポストも軽量化することにしました。
沢山の種類がありますが少佐が購入したのはこちら
高価なものも沢山ありますが、こちらは最も低価格のものです。
サスペンション付きのものは565gもの重量がありました
8月に富士五湖を巡ったときに、標準のものに戻してから使用していません。
慣れてしまえば、サスペンションなしでも振動を気にせず走れるようになりました。
それよりも、サドルなど高位置に重量があると、バイクの操作がとても重たくなります。
重心が低ければ、それだけ安定性が増し、操作も軽くなるんです。
スポーツバイクになれてくると、振動をおさえたロイヤルサルーンな走りよりも、軽快で取り回しが楽な走りがしたくなります。
Before
After
3,000円ちょっとで完成車に装備されていたBontragerシートポストよりも100gの軽量化に成功しました。
カーボンシートポストなので、装着にすこし気を遣います。
この砂粒の入ったような滑り止めグリスを塗って、固定するのですが
固定するときに、締め付けすぎてカーボンが割れてしまったりしないように注意が必要です。
4Nm程度で締め付ければ良いようですが、トルクレンチは持っていないので感覚で止めています。
カーボンサドル
購入したものはこちら
サイズは243mm × 155mmで、ショートノズルの部類に入るのでしょうか。
標準のBontragerのサドルは270mm x 145mmです。
表面はクッション性があり、座り心地も良いです。
気になる重量ですが
Before
↓
なんと、200gも軽くなりました。
これはすごく大きいです!
シートポストもそうですが、重心の高いところが軽くなると、バイクの取り回しがとても軽く感じます。
座面がカッチカッチのもっと軽いサドルもありますが、座り心地とコストの兼ね合いを考えると、4,000円ちょっとで購入できるこのサドルは、非常にカスタムパフォーマンスは大きいです!
カーボンハンドル
少佐のDomane君。
ステムもサスペンション付きのものを使用しており、通勤時に国道の凸凹のアスファルトを走行するときは振動を抑えてくれて、かなり快適な走りだったんです。
軽量化を考えたときに、アルミのハンドルをカーボンに換装することも検討しました。
すると、カーボンハンドルは軽量化だけでなく振動も吸収する!ということがわかりました。
また、標準のBontragerのハンドルですが、もうすこしコンパクトなものに交換したいと思っていました。
そこで、ステムを元に戻し、ハンドル幅420mm → 400mmのものに換装しました。
エアロハンドルにしたかったのですが、ケーブルを内装しないといけません。
残念ながら少佐にはそのような技術はありませんので、こちらにしました。
Before
↓
(形状が複雑で、箱の上に載せて計量しています)
約123g軽くなりました。
標準のハンドル、ダンシングの時など、よく脚がハンドルにぶつかって窮屈な感じでしたが
コンパクトなハンドルに交換したところ、下ハンドルを持っての走行が若干持ちにくいと感じることはありますが、脚がぶつかることがなくなり、とても快適になりました。
ステムもサスペンション機能のない標準のものに戻しましたが、アスファルトの凸凹もそれほど気になることはありません。
標準のステムが142.5g。
カーボンステムに交換すれば、さらに10~20gほどの軽量化と振動吸収性も良くなるかもしれませんが、
ライドのポジショニングなど検討して現在の90mmで良いのか、100mmが良いのか等決めてからにしようと思います。
ホイール&タイヤ
いよいよ今回の軽量化の目玉。
鉄下駄を卒業しました!パチパチ👏
ホイールも上を見たらキリがなく、何が良いのかさっぱりわかりませんでしたが
皆さんオススメ、ド定番のZONDA DBにしました!
リムブレーキよりもディスク対応のホイールの方が全体的に高いんですね。
しかもタイヤ以外にもブレーキローターやスプロケット等、必要なパーツをそろえないといけません。
ホイールを変えると走りが変わると聞いてはいましたが、確かに!
走りは思っていた通り軽快になりました!!
ペダルを踏んだ分だけどんどん走る感じ。すいすい加速します!
ただし、踏んだ以上には走りません。当然ですが。
しかしながら、いったんスピードが出ると、踏み込まなくても慣性で速度がキープされる、いわゆる延びがあるという感じはしません。
踏んだ分だけ走る、脚力に正直な感じがします。
カーボンでリムハイトが40~50mとかのホイールだと、きっと巡航したときにもっと楽に高速が維持できるんだろなぁ、と思います。
少佐は、通勤で信号の多い街中を走る事が多いので、STOP&GOがスムーズに行える軽量アルミのZONDAで正解だと思います。
ちなみにタイヤはコンチネンタルGP5000 25C
こちらもド定番ですね(^o^)
このタイヤとの組み合わせで、スタートも軽く、坂道もスイスイと登れるようになりました!
気になる重量ですが
完成車に付属していた鉄下駄ホイール
タイヤ、ローターやスプロケット等装着した状態での重量です。
フロント1.54kg、リア2kg合計3.5kg!(フックの重量40gを引きました)
ZONDAの重量は……
フロント1.14kg、リア1.635kg 合計2.735kg
足回りは0.768kgの軽量化になりました
Equalディスクブレーキ
前述しましたが、ホール交換にともない、思い切ってブレーキも強化したんです。
GROWTAC(グロータック)というメーカーの機械式ブレーキ。
油圧ブレーキ並みの性能という評判のブレーキです!
以前から気になっていたこのEqualのブレーキ。
ゴールドをチョイス!
夏に富士五湖巡りをしました。甲府に向かう長いダウンヒルがとても気持ちよかったんです。(登りは必死でしたが)
もともとTEKTROのディスクブレーキに不満はなかったのですが、比較的長い距離を下っていくと、手がしんどくなってきて、できればもう少し楽にブレーキングできたらいいなぁと思っていました。
ホイール交換にともないブレーキローターも新調しましたので、思い切ってブレーキ本体も交換を決意したんです。
貯まっていたポイントを使用して通販でブレーキを購入。
取り付けは近くのTREKのお店に持ち込んだので、取り付け費用がかなり掛かってしまいました。(最初からショップでブレーキを購入すれば良かったと後悔)
キャリパーだけでなく、かなりカチカチの付属ワイヤーに交換しないといけないので、素人が自分で交換するより、PROに任せた方が安心です。
重量を量るのを忘れましたが本体だけだと、40gほど軽くなってるようです。
でも、太いカチカチのワイヤーに交換してますので、トータルで重量はあまり変わっていないかもしれません。
HEX BLUEのボディー、前後にゴールドのブレーキ!
なかなかいい感じです(^o^)
ちなみに車体の金ロゴはハゲてきたので現在は全て剥がしてしまいました。
このEqualのブレーキに合わせて、チェーンリングボルト、プーリーホイール、シートポストクランプ、そしてベルもゴールドに交換しました。
油圧ブレーキを使ったことがないのでわかりませんが
制動力は大幅に上がりました!
TEKTROのときは、高速からの停止時は「ギュウ~~~ピタッ」という感じでしたが
Equalにしたら「ギュウ~ピタッ」と止まる感じ。
見た目も、機能も格段にグレードアップ!
これはとてもオススメです。
カスタム後の重量は!?
カスタム前の重量を量り忘れましたが、カタログスペックでは10.75kg(56サイズ)となっています。
ロードバイクにしてはかなりの重量級です。
今回のカスタムでは数グラム単位で軽量化に取り組んできました。
果たして、気になるその結果は……
やりました!9.425kg!
ボトルケージ、サイコンマウント以外、外せるものは全て取り外しての重量です。
9.4kgはロードバイクとしては、決して軽い!といえる重量ではありません。
しかし、もとの重量よりも1.2kg以上も軽量化できたことは大変喜ばしいことです。
もしかしたら、バーテープやペダルまで全て外してしまえば8kg台も夢ではありません。あまり意味はありませんが(^0^;)
第2次カスタムにかかった費用は?
今回のカスタムにかかった費用(パーツ代のみ)は以下のようになります。
チェーンリングボルト ¥1,090 プーリーホイール ¥1,111 シートポストクランプ ¥945 ロックリング ¥1,329 カーボンシートポスト ¥3,323 カーボンサドル ¥4,199 カーボンハンドル ¥5,319 ホイール(&タイヤ) ¥55,000 ディスクブレーキ前後 ¥33,000 合計 ¥105,316
これ以外に、ブレーキローターや取り付け工具類、ブレーキ取り付け費用など合計4万円ほどかかっています💧
実はホイールは中古で購入しましたので、若干安くあがったのですが、
トータルではDomaneの完成車がもう一台購入できるくらい金額がかかっています。
最初からその金額のバイクを購入していたら良かったのかなぁと少し思っているのは内緒です。
第二次カスタム(軽量化)のまとめ
費用はかなりかかりましたが、とても満足できるカスタムになりました。
本当にロードバイクにはまってしまうと、お金がかかりますね(;_;)
今回のカスタムを一覧表にしてみました
ホイール交換は、劇的なライド環境の改善、軽量化になりますが、その分費用もかかります。
軽量化のコストパフォーマンスが高いものは、カーボンハンドル、カーボンサドル&シートポストですね。
これ以上のカスタムを行うとすれば、さらに軽量なホールに交換、コンポーネントをクラリスから105あたりに換装するとか。
そこまでしても、フレームはこれでいいのか問題はありますが。
一番の軽量化に成功したもの、それは……
実は今回の軽量化に伴い、最も重量減に成功したのは
体重!
ロードバイク納車前と比較して、半年で約9kg減りました!
バイクで通勤やロングライド、糖質も減らしてメキメキお腹まわりの浮き輪が小さくなって、とても身体がスッキリしました。
身体がとても軽くなったのは良いのですが
筋力がついたわけではないので、筋力トレーニングや、スタミナのUPのための生活・タンパク質摂取などの食生活の改善が必要です。
ロードバイクの改造と共に、肉体改造に取り組みます。
バイクを走らせるのはあくまでも人間ですから!
次回はロードバイクのバラ完に挑戦してみたいです!
第二次カスタムで走りもデザインも生まれ変わったDomane君。
これから初めての寒い時期に入りますが、冷たい風にも負けずいっぱい走って行きたいです。
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