ロードバイクを初めて1年ちょっと。
ロードバイクの知識(変速の仕方、キックスタンドは付けない、室内保管が基本……等)はほぼ無の状態から深みにはまり、エントリーロードバイクをいじり回してカスタム。
ようやく来るところまで来ました!
これまでのカスタム
少佐のTREK Domane Al2 Disc、完成車で10kg超の重量級アルミロード。
サドル、ハンドル、ステム、シートポスト、そしてタイヤ、ホイール等々、自分で交換できるところは換装。
流石にブレーキはプロにお任せしてゴールドのイコールブレーキに強化!
ペダルは軽量化のため、クランクブラザーズのエッグビーターを使用しています。
重量はサイコン、ライト等外して9㎏前半までになりました。
ちなみにGarminのサイコンとリアビューレーダーも搭載しています!
そしてこの度
いつかは交換したいと思っていた、コンポーネントと憧れの電動コンポを一気に交換!
エントリーロードの最終形態までカスタムが完了しました!
今回のカスタム
今回のカスタムは、WheelTop EDSの無線電動コンポ
クランクはシマノ105(50t・34t)、リアのスプロケットは11-34tになりました。
シマノDi2よりも安価で、ギヤは7~13枚まで対応。ワイヤー引きのブレーキもそのまま使用出来ます。
EDSは4月発売でしたが、品薄で納期が6月になるとのこと。
当初、8速の電動化も面白いのではと思ってましたが、
入荷まで時間が経つうちに、いっそ12速にしてしまった方が良いのでは……と神か悪魔かわからない声が聞こえはじめ、その声に従うことにしました。
予算は約1.5倍に💧
いつかは12速にと思ってましたが、早いうちに交換してしまった方が、長く快適にライドできますよね!!
少佐もミドル世代をこえてシニア世代に突入しようとしています。
元気に走り回れるのもあと何年? 時は金なりですよね。
先日無事に換装を終えたDomane君が戻ってきました
WheelTop EDS &12速、やっぱりすごい!
初めての無線電動コンポ、ドキドキしながらライド。
今までガチャっとレバーを押し込んでワイヤーを引っ張って変速をしていましたが
電動は、カチッ、カチッとスイッチ操作で変速します。
おお、これが無線電動か!超感動です。
電動コンポ使っている人、こんな便利なもの使っていたんだ……。
カスタムして良かった点をまとめると
無線電動化の恩恵
①レバーの変速操作が軽くてスムーズ
②サイコンにギヤ数の表示が可能
③無線化によりハンドル周りがスッキリ
12速化の恩恵
❶重量軽減により軽快な走りになった
❷クロスレシオによるスムーズな変速
毎日通勤で使用していますが、脚への負担はかなり減ったように感じます。
まだロングライドで使用していませんが、疲労軽減に期待します。
❸ヒルクライム時にありがたい乙女ギヤ34T搭載
以上、こんな感じでしょうか。
サイコン、ライトなど外したバイク重量は8.7kgまでになりました!
納車時、ドキドキしながらバイクに乗った最初の感動は、ギヤチェンジする前でした。
あれ、出だしが軽い!
変速と山登りが楽になるようにとカスタムをしたのですが、普通に平坦を走行する時にもかなり軽快に走行出来るようになりました♪
105はいらない、というコメントもたまに見かけますが
クラリスから105への換装は、ギヤ数だけではなく、重量の軽減や走りに直結した変化があるので、個人的には経済的な余裕があるのであれば105はオススメです。
但し、今回はコンポーネントを無線化したのでワイヤレスとなり、その分の軽量化、空力抵抗の軽減にの影響もあると思います。
WheelTop EDS装着後の気になる点
今回のカスタム、とても満足はしていますが、細かいところでどうなの?という点はあります。
その① ボトルケージが付けられなくなった
FD取り付け具が、シートチューブのボルト位置に干渉してしまい、ボトルケージが取り付けられなくなりました。スペーサーを付ければ取り付けも大丈夫かな。
その② レバーのブラケットが堅くて、バーテープが巻きにくい
この部分、とても堅いのでめくるのにとても力が必要です。押さえていないとすぐにペロンともとに戻ってしまいます。
ちなみに巻いているバーテープはテニスラケットのグリップテープです。
その③ 角張った見た目はあまり好みではない。特にリア。
RX78ガンダムのようなデザイン。
人により好みはありますが、個人的にはシマノDi2の方が好きです
その④ 定期的に充電が必要
その⑤ 充電がやりにくい
充電時には、マグネットでピタッとくっついて充電されるのですが、充電部分が見えにくく、手の届きにくい所にあるので、充電がやり難いんです。
これも慣れれば、どうということはないのかもしれませんが。
その⑥ サイコンの表示が微妙
サイコンでギアの位置が図?で表示されるのは良いのですが、実際のギアの大きさと表示されるギアの大きさは逆。大きい表示になるほど実際のギアは小さくなります。
何故、こういう表示にしたんでしょうか?おかしいとは思わないのでしょうか?
数字で表示される分には問題ないですが、視覚でギヤの段数の確認する時は、やはり錯覚しますよね。
バッテリー表示にDi2と表示されるのはご愛敬(^^;)
その他気になる点
・バイクが軽快になった分、今までとバイクのバランスが異なるので、走行時に違和感を感じました。(良くなったとか悪くなったとかということではありません)
・シフトチェンジも、スイッチの押し具合によってはうまく変速しなかったり、タイムラグがあったり、慣れが必要です。
・バイクを持ち運ぶ際にも、レバーに軽く触れただけで変速してしまうので注意が必要です。
・まだ使い始めたばかりなので、今後の検証が必要ですが、バッテリーの持ちはシマノDi2に劣るという情報も気になるところです。
気になるカスタムのお値段は……?
今回のwheeltop EDS 無線電動コンポはカーボンレバータイプ
パーツは全て新品を購入しました。
105のクランク(FC-R7100)、スプロケット(CS-R8101-12)、チェーン(CN-M91)等、プラス工賃等。
実は今回、フロントフォークのコラムカットもお願いしました。
明細は省きますが、総額183,180円となりました!
シマノ105Di2なら20万は超えます。(当然WheelTopより高機能!)
この金額、完成車購入時よりも高額💦 新車が買える!?
今後、ヒルクライム用に、軽量なカーボンバイクの購入も検討していたのですが、さらにバイクを購入するとなると、より高級なものに目移りしてしまって‥。
アルミのエントリーグレードのバイクのカスタムを極めることで、新車購入はいったん諦めました。
今後のカスタム
ある程度大がかりな改装は終えましたので、あとはサドルやハンドルを違ったものに変えてみるとか、くらいでしょうか。
現在はDT SWISSの中堅アルミホイールでほぼ満足してますが、いずれはカーボンのディープリムのホイールも試してみたい気はします。
高価なホイールを使用する前に、チューブレスのタイヤを使って見たいと思っています。
パワーメーターは付けてはいませんが、少佐は軽いペダルをくるくる回して走る「弱虫ペダル」です。
レースにでるとか、本格的にトレーニングしようと思ってはいないので、今のところパワーを計測しようとは思いません。
総括
今回のカスタムで、完成車からアルミのフレーム以外は全て交換したことになりました。
もう別のロードバイクです😅
今回のEDS,エントリーグレードのカスタムにはぴったりのアイテムだと思います。
少佐のDomane君、TREK ロードバイクの中で最も低いグレードのバイクです(リムブレーキ除く)
だからこそ、一つ一つのパーツをグレードアップするときの変化、進化がわかりやすくて楽しいんです♪
ドラクエなどのRPGで、主人公のレベルを上げ、装備を購入してだんだん強くしていくような楽しみ、喜びがあります。「棍棒」から「はがねの剣」に武器をグレードアップして、モンスターをサクサクと倒していく爽快感!みたいな。
最初から高級なバイクを購入した方にはなかなか味わえない感覚ですよね😊
高級なカーボンホイールの購入も考えましたが、
同じ値段をかけるのであれば、まずは無線電動&コンポ交換を先に行って、その上で軽量、軽快なホイールに交換する、というのが良いのではないかと思いました。
高級カーボンロードバイクなら、WheelTopよりはシマノDi2システムが良いですし。
そして、リアのギア段数を意識して走行するようになりました
サイコンに使用しているギアを表示するように設定。
ギアが8→12段に増え、新しいスプロケットの使用感が今ひとつつかめないのですが、サイコン表示でわかるので、体で覚えるまでは、数値で確認して走行するようにしてます。
来月には富士山に初挑戦しようと思っています。(昨年は富士五湖巡りでした)
まだまだ重量的には重たいバイクではありますが、この新型バイクでロングライドやヒルクライムに挑戦していきたいと思います!
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