少佐のTREK DomaneAl2 Disc 。
あちこち走って、沢山の思い出を作ってきた相棒です。
エントリーバイクをカスタムして、最終段階のコンポーネントの換装を行いました。
105の12速と共にWheelTop EDSの無線電動化を行いました。
7月に換装してから1ヶ月半で1300kmほど走りました!
筑波山、富士山などでヒルクライムも🗻
発売以来、とても人気で少佐も納期まで2ヶ月も待ちましたが、以外と実際に使用した評価が少ない気がします。
今回はロードバイクを初めて1年ちょっとの初心者が、電動コンポの良かった点、気になる点紹介します。あくまで今人の感想です(^^;)
WheelTop EDS 良かった点
①値段が安い(SHIMANO Di2等他社に比較して)
電動コンポの価格は、ショップや時期によって異なりますので、一概に幾らとは言えませんが、概ね以下の通りかと思います
シマノ (Shimano)
デュラエース Di2 (Dura-Ace Di2): 約¥300,000から¥400,000
アルテグラ Di2 (Ultegra Di2): 約¥200,000から¥300,000
105 Di2 : 約¥200,000前後から
スラム (SRAM)
SRAM RED eTap: 約¥200,000から
Wheeltop
EDS (Electronic Drivetrain System):
カーボンレバー仕様: 約¥128,700
アルミレバー仕様: 約¥121,000
少佐のようなホビーライダーが使用するには、WheelTopが最もコスパに優れていると思います。
②既存のワイヤーブレーキを使用出来る
少佐はすでに完成車についていたTEKTROのブレーキをイコールのブレーキに交換済み。このブレーキをこのブレーキを使用したまま無線電動化できます。
油圧ディスクブレーキモデルもありますが、カタログを見るとブレーキキャリパーも付属しているようなので、すでに油圧ブレーキを使用している場合は、流用はできないのでしょうか?すみません、そこまではわかりません。
③既存のギヤを変更せず利用できる。
少佐のDomaneは8速のClarisでした。そのまま電動化も可能でしたが、思い切って12速に換装してしまいました。やはりクロスレシオ、34T最高です。
④使い方がシンプル
リアのSHIFTはワイヤー同様UPとDownのスイッチ。左レバーのボタンは一つで、インナーとアウターの切り替えができます。
シマノDi2のようにさらにリモートスイッチが付いているとかもないですし、ワイヤー引きの時とほぼ同じ感覚で使用出来ます。
WheelTop EDS 良くないところ
当初は無線電動の操作が楽しくて気付かなかったのですが、使用しているうちにもう少しこうだったらなぁ等、少しずつ気になるところが出てきました。
①フロントギヤの変速が若干遅い
平坦を走るときはほとんど使用しないので、全く気にしていませんでしたが、ヒルクライムでFDを頻繁に使用していくと、多少気になります。
実は、EDSで一番気になるのがフロントのギアがインナーなのかアウターなのかわからない所です。
山道で上り下りを走行中にFDの切り替えを頻繁に行っているうちに、インなのかアウトなのかわからなくなった時に確認する方法は、目視で確認するしかありません。
独立したイン、アウトのボタンが二つあればわかりやすいのですが、左コントーロールレバーのスイッチは一つしか無いので。
サイコンに表示させるという方法もあるのでこれからはサイコンで確認するようにします。
走行中に確認するのはあまりよろしくないのですが仕方ありません。
②時々ギヤがずれる
走行中リアのギヤが勝手にカコンと変わってしまうことがあります。これは調整次第のような気がしますが、EDS取り付け時にショップの方が時間をかけて調整して下さったので、下手にいじらない方が良いと思い、次回の点検時に見ていただこうと思ってます。
④充電ケーブルが使いにくい
本体とケーブルを接続する場所はマグネットでくっつく仕様になっていますが、ピタッと付けるにはコツが必要。少しでもズレると充電されないので注意が必要です。
⑤レバーのカバーが堅い
バーテープを巻くときに少し苦労しました。Clarisのレバー使用時と比べて、長時間走行していると手のひらが痛くなってきます。肉球の大きなグローブを使用することにして対応しました(^o^)
レバーの角度を調整するとかでも対応が可能かもしれません。
総評
無線電動とともに、8→12速の換装をしましたので、単純に無線電動化のみの感想ではありませんが、換装後は全く違うバイクに生まれ変わりました。
軽くスイッチをタッチするだけで、カコン、カコンと気持ちよく変速されます。
サイコンと連携して現在のギヤを表示することができます。通常はリアのギヤを表示するように使用してきましたが、フロントも表示させたほうが良いようです。
ヒルクライムの最中、フロントをインナーに落として、リアを切り替えていきます。一番内側(34t)に変速されると「ピー」と鳴って知らせてくれます。
無線化によってケーブルがなくなりハンドル周りがスッキリ!ハンドリングの取り回しも軽くなりました。
エントリーモデルのロードバイク、ホビーとして使用するのであればこのWheelTop EDSで充分。
当然、レースでの使用や、予算に余裕があるのであればやはりシマノDi2が良いと思います。サテライトスイッチやシンクロナイズドシフトなど高機能が満載!
実は、WheelTop EDSを使用していて、もっとこうだったいいのになぁと思う機能が、シマノDi2にはあるんです(^^;)
FDがアウターなのかインナーなのかわからない問題は、サイコン表示で解決できますし、ギヤが走行中にズレるのは、ショップの方に相談してみます。充電ケーブルの接続も、頻繁に行うわけではありませんし、充電時に少し気を遣えば良いですし、レバーのカバーが堅いのもまあ、慣れるでしょう。
今後、他のメーカーからも無線電動コンポが発売されるようですし、ディスクブレーキが主流になってきたように、ワイヤーから電動コンポが標準になっていくのかもしれませんね。
予定はありませんが、いずれは軽量バイクにDi2コンポのロードバイクを購入したいと思っています!
コメント