TREKのDOMANE AL2 DISKは、優れたエントリーレベルのロードバイクで、多くのサイクリストにとって最初の一台だと思います。
私もロードバイク納車からまもなく1年になります(^o^)
そろそろ初心者卒業!?かどうかわかりませんが、自称”上級初心者”です。
でも、やっぱりエントリーバイク。乗りこなすにつれて、軽量化やより高性能なコンポーネントへのアップグレードがしたくなってきます。(約1年で走行距離は8000km近くになりました)
現在のカスタムの状況はこちらです↓
ホイール交換や各種パーツの軽量化を終えひとまずカスタムも一段落。これでカスタム終了と思ってましたが……。
今年に入ってWHEELTOPというメーカーから格安の無線電動コンポーネントが発売されるとの情報が!
色々と検討して、シマノの8速クラリスから最新のWHEELTOP EDS無線電動コンポーネントへのアップグレードを決意したんです!
無線電動コンポーネントに交換するメリットは?
無線電動コンポーネントに交換することにはいくつかのメリットがあります。
以下に主な利点を挙げます
- 組み立てが容易: ケーブルが不要なため、組み立てやメンテナンスが簡単になります。
- 美しい外観: ケーブルや補機類がないため、バイクの外観がスッキリします。
- 操作性の向上:軽い力でシフトチェンジが行え、ロングライドの疲労軽減や操作性がUPします。
- カスタマイズ性: サイクルコンピューターと同期して、シフティングの設定をカスタマイズできます。
- 互換性とアップグレードの容易さ: 他のコンポーネントとの互換性があり、アップグレードが容易です。
- 完全無線: ケーブルによる制約がなく、自由度の高いバイク設計が可能になります。
休日には1人でふらっと数十~100km程度、西へ東へライドに行きます。5~6時間以上は自転車に乗っていますから、より快適に走行できるのであれば少しお金はかかりますがグレードアップの効果は大きいと判断しました。(実はサドルもどうしよかなぁと検討しているのは内緒です)
WHEELTOPはどんな会社?
WHEELTOP社は、中国で1951年に設立された自転車のドライブトレイン部品を供給するメーカー。主にクランクセットやカセットスプロケット、ディレイラーなどの高品質な自転車部品を提供しており、過去30年以上にわたり、世界中の主要な自転車ブランドと長期的なパートナーシップを築いてきました。 WHEELTOP社は、サイクリング製品と体験のグローバルな需要に応えるために、2015年に高級自転車コンポーネントの研究開発を開始しました。そして、2022年にはEDS OXシリーズを発表し、効率的で高品質な無線ギアシフティングを実現する製品を市場に投入しています。同社は、年間最大5000万セットの自転車および電動自転車のトランスミッションシステムを生産するインテリジェントな未来工場の構築にも取り組んでいます。 また、WHEELTOP社は環境への影響を減らすために、プラスチック包装の使用を最小限に抑え、リサイクル原料を生産プロセスに取り入れることを目指しており、持続可能な製造方法をリードすることを目標としているそうです。
中国企業のようですが、日本語表記ののHPはありません。英語の他、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、オランダ語、フランス語などの表示はありますので、主にヨーロッパをメインに販売展開しているみたいですね。
気になるWHEELTOP EDSの機能、お値段は?
値段のみを表にするとこうなります 油圧ディスクブレーキモデル 概要 内容物 ブリフター※/FD/RD/ブレーキキャリパー/充電ケーブル カーボンレバー仕様 TX-RA7000 / 128,700円(税込) アルミレバー仕様 TX-RA7100 / 121,000円(税込) ワイヤーブレーキモデル 概要 内容物 ブリフター※/FD/RD/充電ケーブル カーボンレバー仕様 TX-RA6000 / 110,000円(税込) アルミレバー仕様 TX-RA6100 / 102,300円(税込) ※ブリフター:ブレーキ+シフター一体型レバー
詳細はこちらでご確認下さい
ちなみに少佐は、お世話になっているショップで、ワイヤーブレーキのカーボン仕様を工賃込み13万円で取り付けして貰う予定です。
少佐はカーボン仕様を選択し他理由は、重量の軽減という事もありますが、寒い季節にロードバイクに乗るとクラリスのアルミ製STIレバーがとても冷たく感じるんですよね。
カーボンにすれば多少金属の冷たい感触はなくなるのではないかと思ってます。(予想です)
WHEELTOP EDSとシマノのDi2との違いは?
- 互換性:
- WHEELTOP EDSはなんと7~13速に対応しており、古いギアシステムをモダンにアップグレードすることが可能です。既存のギアがそのまま使用可能です。
- シマノDi2は、シマノのエコシステム内での互換性に重点を置いています。
- カスタマイズ性:
- WHEELTOP EDSはアプリを通じて変速スピードを「レースモード」と「カジュアルモード」の2段階で変更可能です。
- シマノDi2もカスタマイズが可能ですが、シマノの専用アプリやデバイスを使用します。
- 価格:
- WHEELTOP EDSはシマノ105Di2と比較して価格が若干安い場合がありますが、国によっては大差ないこともあります。
- 変速の速さ:
- WHEELTOP EDSの変速速度は、フロントが固定でリアが選択可能です。レースモードでは非常にスムーズな変速が可能です¹。
- シマノDi2は変速速度が非常に速く、特にレースシーンでの使用に適しています。
- 設計と機能:
- WHEELTOP EDSは、特にロングライドやファンライド向けに設計されており、電動化に対応していないフレームや小径車、ミニベロの電動化に適しています。
- シマノDi2は、レース用途を含む幅広い用途に対応するための設計がされています。
以上のように、シマノのコンポーネントはレース等を想定した設定がなされています。WHEELTOPにもレースモードが搭載されているようですが、どちらかというとホビー向けの印象です。これは実際使用してみないとわかりませんが。
気になるデメリットは……。
- バッテリーの交換不可: WHEELTOP EDSのバッテリーは交換ができず、寿命が来た場合はディレイラーごとの交換が必要になります。
- フロント変速の遅さ: フロント変速の速度が遅く感じられることがあり、特にシャープな走りを求める場合には不向きとの意見もあります。
- 変速の操作感: リアレバーが2ボタンであるため、操作に慣れるまで混乱する可能性があります。
- 見た目:角張ったデザイン。カッコイイ、おしゃれとはちょっと言いがたい感じがします。
バッテリーが取り外せないため、飛行機輪行時にはディレイラーを取り外す必要があります。(今のところそのような予定はありませんが)
フロントの変速が遅いという評価が多く上がっていますが、フロントはそんなに頻繁に切り替えしないので、それほど気にする必要はない気がしています。
結論
今まで無線電動コンポーネントは憧れでした。105のDi2でも20万円以上かかりそうで、だったらもう少し頑張ってカーボンフレームの新しいバイク買っちゃおうかななんて思ってました。
しかし、今回のWHEELTOPは工賃込みで13万円以下で無線電動化出来ちゃうんです!
少佐のTREK Domane AL2 Discはクラリス8速。それをそのまま無線電動化できるわけですから、それだけでもワクワクします!
油圧・機械式の両ブレーキに対応したモデルがあり、少佐はのDomane君はグロータック”EQUAL 機械式ディスクブレーキ”に換装していますので、それをそのまま使用できます。
そして、いずれは8速→12速にコンポーネントのグレードアップも簡単にでき、拡張性も抜群!
見た目や操作感は劇的に素晴らしい!とは言えないようですが
少佐のようなエントリーバイク乗りのホビーライダーにはコスパ抜群でピッタリではないですか。
高級ロードバイクであればこのようなカスタムをしようとは思いません(^^;)g
正式な発売が2024年4月以降ということで、今のところ予約をしただけで納期も決まってませんが
とても待ち遠しいです。
※最新の情報だとワイヤーブレーキのアルミ仕様が”世界的なEDS需要急増による生産調整のため”発売が2024年7月になるとのこと。カーボン仕様は4月に入りそうなのでホッとします。
いよいよ少佐のロードバイクカスタムの最終段階に入ります。どんな走りが出来るかとっても楽しみ(^o^)
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